法人理念
保育方針
<法人理念>
私たちは、法人の特性と専門性をもって、地域社会や関係機関と連携を図り、創意工夫し地域福祉の推進に努めます。
<保育理念>
○子ども一人ひとりの存在を認め、子どもにとって最も相応しい生活の場を目指し、人権と人格を尊重し自律した生活を支援する。
○養護と教育を一体的に行う中で、子どもの主体的活動を大切に豊かな心情と感性を養い、集団生活を通して社会性と生きる力を培う。
<保育方針>
子ども主体の生活の中で、愛護の精神をもってひとりひとりの生きる力を育む。
<保育目標>
○豊かな心情の子:穏やかで落ち着いた心持ちの子
○創造力のある子:創造する力のある子。取り組む力のある子。
○自律している子:自立するために、自身を律し、生活できる子
生活で大切にしているところ
子どもが主体の生活です
子どもたちが見通しをもって生活できるよう、生活の流れをシンプルにしています。
次は何をするのか考えて行動出来るよう、日常生活の流れは毎日同じです。
食事の時間

「食事は楽しく」を大切にしています。
楽しく食べている周りを見て、「美味しいのかな?」と口を付けてみる姿も見られます。
楽しく食べているから、周りの子にそんな姿が現れます。
楽しい時間であるため、無理に嫌いなものは食べさせません。しかし、チャレンジしようと思った時、チャレンジできる環境は大切にします。だから、残してもいいのです。
3歳未満児の食事においては、「食べたい」の気持ちに応えるよう保育者が介助しています。テーブルに保育者がついて介助することで、保育者が近くに居る安心できる環境を心がけています。
3歳以上児では、食器の使い方も上手になっているので、友達との会話を楽しみながら食事をします。
配膳は、セルフとなっており、自分で食べられる量を伝えることを大切にしています。
嫌いなものでも、少しよそって残してもいいことになっています。少しよそってあるので、「食べてみようかな」ができる食事環境です。
午睡の時間

午睡の時間は、体を休める時間です。体を休める時間なので、無理に寝かせることはしません。でも、沢山遊んだ子どもたちは良く寝ています。
時には寝たくない子も居ます。そんなときは、「体を休める時間」ですので、寝なくても、自分のベッドで静かに起きていてもいいのです。
静かに本を読んでいる子も居ます。子どもの理解度により、保育者が柔軟に対応を判断しています。
子どもと保育者の距離について

子どもと保育者の距離について。
発達により子ども同士の関わりの中に保育者が介入し過ぎない方が良いと考えています。
例えば、子ども同士の三輪車の取り合いがあったとします。この取り合いの中には、お互いの中で決めたルールや、約束、ただ今使いたい、など様々な理由があります。このような子ども同士の関わりは、今起きている自分の問題(三輪車を使っている友達がいる)をどう解決していくかを学び、身につける為の大切な関わりです。子ども同士の主張があった時、『喧嘩はいけない』という大人の一方的な視点で止めてしまうと、人と関わる機会を失う事になります。(こういう機会がある事が複数の人との生活の素晴らしさです。)
トラブルなどから、自分の考えを主張し、主張のぶつかり合いから相手の主張に耳を傾けること、事実を認め、どうする事が解決になるのか考え、自身を納得させる。納得できないなら、出来ないなりの理由を相手に伝える。この、トラブルの中から「主張」「相手の話に耳を傾ける」「事実を認める」「どうすれば良いのか」「自身を納得させる」「納得できないならもう一度伝える」この整理は社会でとても大切です。これは、日々の子ども同士の関わりから社会性が育つ為の出来事のほんの一例ですが、この中には社会で生きていく為に欠かせない大切な要素がたくさん詰まっています。その為、安易に保育者がトラブルに介入しない方が良いのです。
しかし、全ての子どもたちが上手に話し合えるわけではありません。話し合えたとしても気持ちを受け止めてあげる理解者が必要です。保育者はそれぞれの子どもの理解者であり、信頼できる大人であることが大切です。まだ子ども同士の関わりが薄い0歳から大人が子どもの気持ちの代弁者になり、気持ちを汲み取っていくという積み重ねが「信頼」に繋がります。
発達により子ども同士の関わりの中に保育者が介入し過ぎない方が良いと考えています。
例えば、子ども同士の三輪車の取り合いがあったとします。この取り合いの中には、お互いの中で決めたルールや、約束、ただ今使いたい、など様々な理由があります。このような子ども同士の関わりは、今起きている自分の問題(三輪車を使っている友達がいる)をどう解決していくかを学び、身につける為の大切な関わりです。子ども同士の主張があった時、『喧嘩はいけない』という大人の一方的な視点で止めてしまうと、人と関わる機会を失う事になります。(こういう機会がある事が複数の人との生活の素晴らしさです。)
トラブルなどから、自分の考えを主張し、主張のぶつかり合いから相手の主張に耳を傾けること、事実を認め、どうする事が解決になるのか考え、自身を納得させる。納得できないなら、出来ないなりの理由を相手に伝える。この、トラブルの中から「主張」「相手の話に耳を傾ける」「事実を認める」「どうすれば良いのか」「自身を納得させる」「納得できないならもう一度伝える」この整理は社会でとても大切です。これは、日々の子ども同士の関わりから社会性が育つ為の出来事のほんの一例ですが、この中には社会で生きていく為に欠かせない大切な要素がたくさん詰まっています。その為、安易に保育者がトラブルに介入しない方が良いのです。
しかし、全ての子どもたちが上手に話し合えるわけではありません。話し合えたとしても気持ちを受け止めてあげる理解者が必要です。保育者はそれぞれの子どもの理解者であり、信頼できる大人であることが大切です。まだ子ども同士の関わりが薄い0歳から大人が子どもの気持ちの代弁者になり、気持ちを汲み取っていくという積み重ねが「信頼」に繋がります。